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戦前の満州でキャメラマンを志し、戦後、新東宝で一本立ちし、中川信夫監督の傑作『東海道四谷怪談』を撮ったのち香港へ渡り、六〇年代以降の香港映画黄金期の確立に寄与して、キン・フー、ブルース・リーなどの映画を撮るにいたる―西本正がその波乱にとんだ歩みを縦横無尽に語る。
技師になってからは中川信夫監督とのコンビで『東海道四谷怪談』などを撮ってます。撮影が凝ってて今観ても新しく感じます。
1957年に香港最大の映画会社ショウ・ブラザースからの招きで若杉光夫監督と共に香港へ渡り、数々の話題作ヒット作を手掛けられました。
その後、井上梅次監督、中平康監督、古川卓巳監督などもショウ・ブラザースに招かれまして、その際に西本さんも撮影やプロデュース、コーディネート等で関わっています。
ざっくりいえば、日本の丹念な映画作りとシネスコなどの撮影技術を香港の映画人たちに教えた人物です。
そうした功績から西本さんは「香港カラー映画の父」と讃えられています。
「香港への道 中川信夫からブルース・リーへ」
山田 宏一 / 山根 貞男 / 西本 正
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