佐々木象堂(佐々木 文蔵)のプロフィール
生涯と略歴
本名:佐々木 文蔵(ぶんぞう)
没年月日:1961年1月26日(昭和36年)、享年78歳
出身地:新潟県佐渡郡(旧・佐和田町)
初期の歩み
家計は非常に貧しく、小学校在学中より奉公に出されるなど苦労を重ねた若年期を送る
17歳頃、一度は画家を志したが、極度の近視のため断念し帰郷
1901年、同郷の鋳金家 初代・宮田藍堂に師事し、**蝋型鋳造(ろうがたちゅうぞう)**技法を学び始める
活動と受賞歴
1927年(昭和2年)、第8回帝展に「鋳銀孔雀香炉」を出品し特選に。宮内省による買い上げを受ける
1929年(昭和4年)には、第10回帝展に「金銅鳳凰置物」を出品し、再び特選を受賞
戦後も精力的に活動。同年日本伝統工芸展に出品した「瑞鳥(ずいちょう)」や「釆花(さいか)」などが高く評価され、 文化財保護委員長賞 や 日本工芸会総裁賞 を受賞
1960年に 蝋型鋳造技術保持者(重要無形文化財保持者)、つまり 人間国宝 に認定される
晩年には勲四等瑞宝章も受章
作風と評価
技法は伝統的な蝋型鋳造でありながら、題材の大胆なデフォルメと斬新な造形表現が特徴的です
「瑞鳥」は皇居新宮殿の棟飾りのデザインとして採用されるなど、その美術的価値のみならず公共性も高く評価されています
表具寸法(軸先含む)★約40×154
本紙寸法★約23×81
・少しヤケがあります。
・掲載画像と実物では、若干の色味の違いが生じる事がありますが
ご了承くださいませ。
・絵画等を購入された後、壁に掛ける場合は紐や金具の強度をよくご確認頂いた上でお掛け下さい。
また、定期的に強度が低下していないか確認する事をお勧め致します。
・画像をよくご覧になり、新品である事をご理解頂いた上での
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