OMRON 800
とても古い電卓です。
1971年 昭和レトロ
お好きな方、コレクターの方、この機会に。
□説明 ネット引用
OMRON 800はビジコン120Aと同じ1971年6月に発売されたワンチップ電卓。
主要素子であるLSIは立石電機の100%出資の研究会社オムロンR&D社で開発されたもので、製造はプエルトリコなど労賃の安いところで生産されたこと、海外向けに大量の商談をまとめることに成功したこと(8桁電卓だけで1ヶ月間に30万台)などによりLSIのコストを1個10ドル(オムロン800は3個使用)と大幅に引き下げることに成功した。
ビジコン120Aが89,800円と高価だったのに対し、OMRON 800は49,800円と当時としては驚異的な安さを実現したとから世間では「オムロンショック」と呼ばれ話題となった。
入力、演算、記憶、表示を全て、たった一個のLSIに集積するチップ登場により、電卓製造は極めて容易になり、様々な企業が電卓市場に参入した。このためOMRON 800を契機として電卓の価格は急激な低下を続け、翌年にはカシオミニが12,800円で発売される。
オムロン 800 は、電卓用ワンチップLSIの登場で始まる電卓の低価格競争のきっかけとなった歴史的な電卓である。
カテゴリー:
キッチン・日用品・その他##文房具・事務用品##電卓