■ブランド:HERMES(ビンテージエルメス、オールドエルメス) #エルメス_ms
■モデル:Boutonnière(ブートニエール)
■刻印:確認できず(おそらく刻印が入る前の1960年代あたりのお品かと思われます)
■素材:ボックスカーフ/裏はキッド(仔山羊)
■カラー:ダークネイビー(≒ブルーインディゴ)
■サイズ:W26.8×H15.5×D6.5(cm)
■重量:743g
■付属品:保存袋
◯状態について
軽いスレや金具の小傷などはございますが、裂けのような致命的な傷はなく、作られた年代を考えると美品の部類だと思います。
簡易なクリーニングと保湿ケアはしておりますので、革の状態も非常に良好です。
※正規のメンテナンスが受けられなくなるようなことはしておりませんし、エルメスのメンテナンスを断られたこともございません。
内側は未使用に近いくらいの綺麗な状態です。
〇コメント
ややコレクター様向けのバッグかもしれませんが、上質なバッグをお探しの方にも是非おすすめの一品です。
フラップ部分まで手縫いで仕上げられた、現代から見れば非常に贅沢な作りのハンドバッグです。もちろん胴体部分も手縫いで仕上げられており、またその縫いが非常に精緻です。
とくにフラップ部分が手縫いになることで独特のふっくら感が画像からもわかるかと思います。(フラップ部分まで手縫いであるものは現在だとコンスタンスなどのほんの一部のモデルのみになってしまいました)
また、ハンドルやその他一部はミシン縫いですが、こちらももやはりエルメスならではの非常に綺麗なステッチです。
表素材のボックスカーフについては、今はなきカールフロイデンベルグ製のツヤのあるもちっとした最高級素材で、ヴィンテージならではの素材感です。
またライニング(裏側の素材)については、こちらもヴィンテージエルメスでは定番の極上キッド(仔山羊)です。手触りや質感は現行のものと比べてみると驚くほど上質です。
作りや素材の良さでいえば昔のものの方が圧倒的によく、今よりも非常にゆっくりと作られているのが随所から伝わってきます。このクオリティのバッグだと現在の定価にすると100万円台後半は当たり前のようにつけられるはずです(200万円を超えてもまったく驚きません)。