「スタジオジブリ・レイアウト展」の図録は、ジブリ作品の“設計図”とも言える「レイアウト」に焦点を当てた、非常に貴重な資料集です。
◎図録の概要
- タイトル:スタジオジブリ・レイアウト展 図録
- 初版出版年:2008年7月25日(展覧会初開催年)
- 本品出版年:2010年6月10日(7刷)
- 発行:日本テレビ放送網株式会社
- ページ数:406ページ
- 判型:大型本(ビジュアル重視)
◎掲載内容の特徴
- レイアウトとは?
アニメ制作におけるレイアウトとは、背景とキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークなどを一枚の紙に描いた“映画の設計図”だと説明されています。
- 収録作品
宮崎駿・高畑勲両監督の代表作を中心に、スタジオジブリのほぼ全作品から選りすぐりのレイアウトが掲載されています。
例:『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』『崖の上のポニョ』など。
- 掲載点数
約1,300点以上のレイアウト原画が収録されており、直筆のものも多数含まれています。
- 解説・インタビュー
高畑勲・宮崎駿両監督のコメントや、レイアウトの役割についての詳細な解説も収録。アニメーションの空間構成や演出意図が読み取れる内容になっています。
※ジブリファンやアニメ制作に興味のある方には、まさに“宝物”のような一冊です。
◎展覧会の背景
- 開催期間:2008年〜2018年
- 巡回地域:日本全国および海外(パリ、香港、台湾など)
- 展示構成:天井まで敷き詰められた『千と千尋』のコーナーなど、圧巻の展示演出が話題になりました。
◎本品について
※2011年2月26日(土) ~ 2011年5月22日(日)まで福島県立美術館で開催されたときに入手したものです。(入場券半券とチラシを2枚他を一緒に出品します。)
◎状態
※ほぼ入手時の状態のままの「美品」です。「頁折れ」・「書込み」・「開き癖」なども一切ありません。