ゴッホの絵画を3Dプリンターで復元している商品です。こちらはゴッホ展で購入したもので、箱に入れて保管しておりました。
ゴッホ展のみで購入できるものということで購入しましたが飾っておりません。
ゴッホの立体複製画「アルゴグラフ」
アルゴグラフとは3Dの画像解析を行なうことで原画の筆のタッチを忠実に再現する最先端の『立体複製画制作技術』です。
所蔵元に赴き、原画を撮影。データをパソコンに取り込み、全体の明るさや色の鮮やかさ、絵の具と紙の質感を数値化し、凹凸を解析します。解析したデータをもとに、版画紙もしくはキャンバスにUV硬化インクを重ねていきます。特に盛り上がりの強い部分は何度も何度も刷り重ねていきます。撮影した原画と完成した複製画とを目視確認し納得のいくクオリティになるまで調整を行います。名画の持つ魅力を損なうことのないよう、独特の筆遣いや絵の具の盛り上がりを再現することを目指しています。
『ミュージアム クオリティ レプリカ』とは所蔵元に正式に許可を得て、原画の画像データを元にジクレーの技法を用いて再現した複製画のことを言います。
『ジクレー』はフランス語で吹き付けを意味し、いわゆる『デジタル版画』という最先端の版画技術です。工房では複製絵画の経験を積み、かつデジタル技術にも精通した専属のオペレーターが制作しています。
所蔵元に赴き、原画(タブロー)を撮影。スキャンしたデータをもとに、目に見えないほどの小さなごみを取り除き、色合いの調整を実施し原画(タブロー)に近づけていきます。試し刷りを行なう時も本番用の紙を使い、PCだけではなく目視でも色の確認を何度も行います。
ジクレー専用のインクは従来の印刷に用いる4色(ブラック・マゼンダ・イエロー・シアン)をつなぐ“中間色”として8色を採用し合計12色のインクを使用しています。この12色で再現できる色は2,000色以上で、国際的な標準指定色であるPANTONE®カラーチャートの99%をカバー。違和感のない色彩表現が可能となりました。
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